老化防止には栄養、運動、環境、五感への刺激、人とのふれあい

栄養状態は、身体の内側だけでなく、外側にも影響を及ぼします。たとえば、髪の毛の量を気にする男性は大勢いますが、髪の毛の量は栄養に影響されます。

まず、髪の毛はケラチンというタンパク質の一種で出来ていますから、タンパク質が不足すると抜けます。もちろん、毛根の細胞が酸化することによっても抜けます。更に、血流障害によっても抜けます。したがって、髪の毛の量を気にするのであれば、タンパク質や抗酸化物質、アルギニンなどを摂るといいわけです。

ついでに言うと、髪の毛は朝の3時から9時の間に伸び、毛孔(もうこう=毛穴)が緩(ゆる)むことから、その時間帯にシャンプーはしないほうがいいでしょう。もし洗うなら、刺激を避けるためにシャンプーやコンディショナーは ごく少量にして、毛根もガシガシ洗わないようにします。毛根は、生え変わりのない夜の時間帯に、血流が良くなるようにマッサージしながら、きれいに洗います。

髪はストレスによっても抜けます。ストレスがあると、ステロイドホルモンなどが分泌されて、血糖値が変動したり血圧が変動したりします。すると、血管が収縮して毛根に血液がいかなくなり、髪の毛が抜けるのです。それを防ぐには、ストレスを和らげる作用のあるアミノ酸の一種、テアニンが良いと言われています。テアニンは お茶に含まれていますから、お茶を飲んでリラックスすることが、抜け毛予防に繋がるわけです。

白髪やシワ、脳や身体の働きなども、もちろん栄養と関わっています。これら全てを若々しく保つには、バランスの良い食事を摂ることが大事ですが、もうひとつ大事なことがあります。刺激を受けることです。

きれいな景色を見たり、いい音楽を聴いたり、おいしそうな匂いを嗅いだりし
て、五感に刺激を受ける。あるいは友達や異性に会って、心に刺激を受ける。するとホルモンが分泌されて、代謝のリズムが変わるのです。毎日が平坦であったら、いくら栄養管理をしても人はいきいきと生きられないのです。

以前「好きな異性に会うと、なんとなく若い頃のムズムズした感覚がある」と言っていた男性がいました。かなりの高齢の人でしたが、それは決して変なことではなく、当たり前のことですし、大事なことです。気持ちが高まれば、血糖値が上がったり脈拍が上がったりします。そうなると、皮膚の代謝が良くなりますし、血行も良くなって頬が赤みを帯びます。好きな異性がいることで、心と身体が若々しくなり、その結果、外見も若々しくなるのです。

アンチエイジングとは、ひとつ何かをすれば実現できるというものではありません。栄養、運動、環境、五感への刺激や人とのふれあいなど、様々な要素が絡んでいます。趣味を追求したいとか、旅行に行きたい、おいしいものを食べたいといった欲を持つことも大事です。「もう年だから」と閉じこもってしまわずに、外に出ていくことも大事ですし、それをサポートできる社会を作ることも大事です。

そして、それら様々なことのベースにあるのが栄養です。身体の中も外も心も若々しく、最後までいきいきと生き、生き切るために欠かせないのが栄養であり、栄養障害をなくすことなのです。

narumi500_333


雑学・豆知識 ブログランキングへ

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る