マンガンについて

愛情ミネラルと呼ばれる

「マンガン」は肝臓、膵臓、腎臓、髪の毛など体内の組織や臓器に広く存在し、特に骨に多く含まれるミネラルの一種です。成人の体内に約12mg含まれています。

発育期の骨の成長を支え、タンパク質やDNAの合成に関わる酵素の補酵素として、成長や生殖に関わっているので「愛情ミネラル」と呼ばれています。三大栄養素をエネルギーに換える働きや、体のいろいろな代謝をサポートしています。

マンガンはセレンと同じく、土壌中に含まれるミネラルです。お茶、穀類、松の実などの種実類ほか植物性食品に多く含まれています。食物中のマンガンは胃液の塩酸で溶けて小腸上部から吸収され、その吸収率は数%と多くありません。

しかし必要量も少ないので不足する心配はありません。吸収されたマンガンは肝臓へ送られて様々な酵素の補酵素として働き、大部分は胆汁や膵液を介して腸管内に排出されます。

もし欠乏した場合は、成長阻害や骨格の発育不全、生殖機能障害、低コレステロール血症、血液凝固タンパク質の異常、糖質や脂質代謝の異常が生じます。逆に、過剰に摂取すると神経症状が現れることも。厳密な菜食主義の人は注意が必要です。

近年、スーパーフードとして良く知られるようになったキヌア同様、アマランサスという小粒の穀類にもマンガンは多く含まれていますので、ご飯やパンにして食べるといいでしょう。

マンガンを多く含む食品

  1. 栗(国産・生) 5個=50g・・・1.64mg
  2. 玄米ご飯 150g・・・1.56mg
  3. アマランサス 大さじ2=24g・・・1.47mg
  4. 凍り豆腐 2枚=30g・・・1.30mg


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