ビタミンB₂について

脂質の代謝を促すダイエットの味方

ビタミンB₂は“発育のビタミン”とも呼ばれるくらい、全身の細胞の再生と成長を促進する働きがあります。爪や髪の毛が伸びるのも、子供が大人へ成長していくのも、ビタミンB₂のおかげなのです。

それから、ビタミンB₂には三大栄養素である糖質、タンパク質、脂質の代謝を促してエネルギーに換える働きがあります。太るのを防ぐために重要なことは、脂肪を体に溜め込まないことですから、脂肪を燃焼させてくれるビタミンB₂は不可欠です。

更にビタミンB₂はホルモンを生成する甲状腺の活性維持にも関わりがあって、不足するとホルモンバランスの乱れが起きて新陳代謝の乱れが生じます。冷え性や便秘、むくみを招いて痩せにくい体質になるといわれています。そのようなわけでビタミンB₂は“ダイエットの強い味方!”なのです。

ダイエット効果だけでなく、ビタミンB₂は酵素と一緒に働くことで動脈硬化など、過酸化脂質の増加が原因で起こる生活習慣病の予防にも効くと考えられています。

脂質異常症(高脂血症)などを引き起こす血液ドロドロをサラサラに変えてくれるのもビタミンB₂です。また、脂質の代謝だけでなく、糖質の代謝を促進する働きもありますので、糖尿病の改善や予防にもなるそうです。

美肌にも役立つ

ビタミンB₂は細胞の再生にも関係しますので、皮膚や粘膜の健康維持にも役立っています。皮膚に関する言葉で“ターンオーバー”というのは「肌の生まれ変わり」ということ。たとえば、何らかの原因で皮膚に傷をつけてしまっても、しばらくするとカサブタが出来て、また少し経つと そのカサブタが剥がれ落ち、元の肌に戻ります。ターンオーバーの周期は体のどの部分かによって、また年齢によっても異なるのですが、この周期を出来るだけ正常に保つことが美肌に繋がるというわけです。

ビタミンB₂が不足するとターンオーバーの周期が乱れて、肌のトラブルが起こりやすくなります。肌が脂っぽくなってニキビや吹き出物が出来やすくなりますし、皮膚炎や口内炎、肌のかゆみを生じることもあります。口内炎以外にも口の端が腫れて切れてしまう口角炎や、唇が腫れる口唇炎などの原因にもなります。口の周りは皮膚や粘膜の新陳代謝が早いから影響が出やすいのです。

ビタミンB₂は体内に貯蔵できないので毎日こまめに摂らないといけません。余分なものは尿で排泄されますので摂り過ぎて困ることはほとんどありません。

ビタミンB₂の上手な摂り方

天ぷらやトンカツなど揚げ物が好きな人や油っぽい料理が好きな人は、あまり食べない人よりも、多くのビタミンB₂を必要とするので不足しがちになります。

またビタミンB₂はアルコールと一緒に摂ると、効果は下がります。アルコールに脂肪の分解を妨げる働きがあるために、たくさんのビタミンB₂を消費するからです。お酒を飲むときにも、つまみにはビタミンB₂を多く含む食品を選ぶようにしましょう。

多く含まれている食品はレバー、ウナギ、サバなどの動物性食品や卵、キノコ類などです。水溶性ビタミンなので水に溶けやすいから、洗わずにそのまま飲んだり、食べたり出来る、牛乳、チーズやアーモンドなどのナッツ類が手軽に摂れてオススメです。酒のつまみにもピッタリです。料理の場合は、たとえばキノコのホイル焼きとか、スープなど煮汁を逃さない工夫が必要です。納豆にも比較的多く含まれていますので、朝食に取り入れるといいですよ。

熱には比較的強いので、通常の調理法なら失われることが少ないのは嬉しいところです。ただし、光に弱く、当たると酸化してしまいますので食材の保管は直接日光の当たるところは避けたいですね。

ビタミンB₂を多く含む食品(1食あたりの含有量)

  1. 豚レバー 80g・・・2.88mg
  2. ウナギのかば焼き 1串=100g・・・0.74mg
  3. マガレイ 1切れ=100g・・・0.35mg
  4. 牛ヒレステーキ肉 1枚=120g・・・0.31mg
  5. 糸引き納豆 1パック=50g・・・0.28mg
  6. 低脂肪乳 コップ1杯=150ml
  7. 鶏卵 1個=50g・・・0.22mg
  8. ウズラの卵 3個正味=30g・・・0.22mg


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